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妄想チャンネル 〜タイムトラベル〜
第2章 ch.1:欲深なシンデレラ
「出会いが、なさすぎるっ。」
学校から帰ってきて早々、咲子はそう吐き捨てると自分のベッドへダイブした。
SNSの友人のタイムラインを見ても、彼氏とのデート記事や、リア充しているネタばかり。
大きなため息が溢れる。
「私の王子様は、いったいいつ現れるのよー。」
咲子は一度も彼氏が出来た事がない。
幼い頃から大好きだった、童話シンデレラに出てくる王子様と比べてしまい、好きな相手が出来ないのだ。
どうしても王子様のような完璧な人を望んでしまう。
つまり、処女。
遊び人というわけでもないので経験もない。
”私のバージンは王子様だけのもの”
そう心に決めているので自慰も我慢してきた。
王子様と話したい。
王子様とキスしたい、触れ合いたい。
欲望は募っていく一方で、思えば思うほど身体も火照っていくのに解放できなくてもどかしい。
「もういっそ、私がシンデレラになれたらいいのに。」
ついポロっと、その言葉が溢れ出ていた。
学校から帰ってきて早々、咲子はそう吐き捨てると自分のベッドへダイブした。
SNSの友人のタイムラインを見ても、彼氏とのデート記事や、リア充しているネタばかり。
大きなため息が溢れる。
「私の王子様は、いったいいつ現れるのよー。」
咲子は一度も彼氏が出来た事がない。
幼い頃から大好きだった、童話シンデレラに出てくる王子様と比べてしまい、好きな相手が出来ないのだ。
どうしても王子様のような完璧な人を望んでしまう。
つまり、処女。
遊び人というわけでもないので経験もない。
”私のバージンは王子様だけのもの”
そう心に決めているので自慰も我慢してきた。
王子様と話したい。
王子様とキスしたい、触れ合いたい。
欲望は募っていく一方で、思えば思うほど身体も火照っていくのに解放できなくてもどかしい。
「もういっそ、私がシンデレラになれたらいいのに。」
ついポロっと、その言葉が溢れ出ていた。