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妄想チャンネル 〜タイムトラベル〜
第2章 ch.1:欲深なシンデレラ
「”なれる”って言ったら、どうする?」
「えっ?!」
自分以外いるはずのない室内で、返ってきた言葉に咲子はハッと目を見開いて声のする方を見る。
そこには、黒髪の小さな女の子が立っていた。
「初めまして。私はタイムトラベルの案内人。」
「・・・はい?」
突然の出来事で、咲子の思考は回らない。
少女は咲子のそんな動揺を気にも止めずたんたんと話し進める。
「これを受け取りなさい。たった一度だけ、貴方の望む世界を実現させられるリモコンよ。強く念じながら電源スイッチを入れるだけ。簡単でしょ?」
少女の小さな手には、赤いスイッチの付いたシルバーの四角いリモコン。
怪しげな笑みを浮かべて差し出してくる。
「い、いやいや、明らかに怪しいでしょ!ていうか、アンタどこから入ってきたの?!」
「まるで私の話聞いてないね。まあ、リモコンは置いていくから、好きな時に使うといいよ。たった一度の人生、楽しんだもの勝ちだからね。」
「えっ?!」
自分以外いるはずのない室内で、返ってきた言葉に咲子はハッと目を見開いて声のする方を見る。
そこには、黒髪の小さな女の子が立っていた。
「初めまして。私はタイムトラベルの案内人。」
「・・・はい?」
突然の出来事で、咲子の思考は回らない。
少女は咲子のそんな動揺を気にも止めずたんたんと話し進める。
「これを受け取りなさい。たった一度だけ、貴方の望む世界を実現させられるリモコンよ。強く念じながら電源スイッチを入れるだけ。簡単でしょ?」
少女の小さな手には、赤いスイッチの付いたシルバーの四角いリモコン。
怪しげな笑みを浮かべて差し出してくる。
「い、いやいや、明らかに怪しいでしょ!ていうか、アンタどこから入ってきたの?!」
「まるで私の話聞いてないね。まあ、リモコンは置いていくから、好きな時に使うといいよ。たった一度の人生、楽しんだもの勝ちだからね。」