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英里を調教 <大学生編>
第15章 新居にお引越し バイト代はハーレムプレイ
 『料理研究会』らしく、お皿なんかの食器が多い真紀の荷物の整理を二人に任せて、私は再び軽トラでもう一度学校へ。
 そこで、バイトを頼んだ二人目の助っ人と合流。

 毎度お馴染み『栄養筋肉学サークル』の一人。
 彼を乗せて私の部屋へ。

 車の中でいろいろ話をしたのだけど、一年生で英里ちゃんと同じ年だって。
 今日は他のメンバーがいなくて一人だから、ちょっと恥ずかしそうにしてる。
 聞いたら、まだ女の子と付き合ったことないんだって。

 あら、もしかして、彼のはじめての相手は私達だったのかしら?

 そんな彼は、私の部屋に入ってもそわそわ。
 女の子の部屋に入るのもはじめてだって。

 私の部屋からは冷蔵庫やテレビや洗濯機、ベッドやソファなんかの重い家具家電も運び出す。
 もちろん私も手伝ったけど、やっぱり力持ちの男子は頼もしい。
 冷蔵庫を運ぶときなんか、二人で運んだけど、私ほとんど手を添えてるだけだったんじゃないかな。
 そのくらいに奮闘してくれました。

 それらを軽トラに乗せて、新居へGO。
 真紀と英里ちゃんも手伝ってくれて、みんなで部屋に運び込み。
 軍手装備で力仕事。
 どうでもいいけど、真紀や英里ちゃんみたいな子に軍手って、ミスマッチがなんか萌えるわね。

 ある程度は家具の位置も決まって、まだダンボールの中に荷物は残ったままだけど、一応それなりに部屋として出来上がったかな。
 真紀の部屋に必要なものは買わなきゃいけないけど、とりあえずしばらくは私のベッドで一緒に寝てもいいし、洗濯機とか電子レンジとかは二人で使えばいいし。

 うん、ちゃんと生活出来そうね。
 いつもの家具が並ぶと、自分の部屋になってきたって実感。

 真紀と英里ちゃんが準備しておいてくれた、引越しそばでお昼。
 天ぷらおいし~。海老天と、最近私がハマってる蓮根の天ぷら。
 あんまりおそばには合わないかもだけど、きっと真紀が入れてくれたのね。

 蓮根って、摺ってから少し水分を切って、ハンバーグみたいにして焼くと、蓮根の甘味が際立っておいしいのよ。ポン酢で召し上がれ。
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