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英里を調教 <大学生編>
第1章 入学式 まずは車の中で
 今私がいちばん仲がいいのは、サークル仲間の真紀。
 歳が同じで、私も所属するサークル『料理研修会』を取り仕切る、面倒見のいい女の子。
 後で出てきた時に、ちゃんと紹介するね。

 真紀は正真正銘のレズっ子で、男の人とはキスしかしたことなくて、女の子とのプレイでは責める側が好き。
 女の子が感じて悶える姿に興奮しちゃうんだって。

 私とは、大学入学以来、長い体のお付き合いをしている。

 そして、今日からもう一人、体のお付き合いをする子が増える。
 本人は嫌がるかもだけど、お姉さん逃がさないからね。


 英里ちゃんの家の前に車を止める。

 今日はいい天気。こんな入学式はステキよね。
 私の時もいい天気だった。
 そのおかげか大学生活をとても楽しく送れている。
 英里ちゃんもそうなるといいな。

 そうなるようにお姉さん、頑張っちゃうよ。

 私がそんな決意を固めていると、車の窓をコンコンって英里ちゃん。
 ドアを開けて助手席に入れてあげた。

 お母さんは、後からお父さんと車で行くみたい。
 娘の入学式だから、遅刻しちゃダメよ。

「おはよ、英里ちゃん」
「おはよう。ごめんね、迎えに来てもらっちゃって」
「ううん、いいのいいの。どうせ通り道だし」

 英里ちゃんを乗せて、車を走らせる。

 今日の英里ちゃんは、入学式だからスーツ姿。

 うん、なかなか可愛いぞ。大人っぽくなってきた英里ちゃんに似合ってる。

「それ、新しく買ったの?」
「あ、スーツ? うん…着慣れなくて恥ずかしいんだけど。入学式だからって」
「お父さんとお母さんが張り切っちゃったのね」
「うん」

 こうして並んでしゃべってると、それを見た人はなんて言うかな?
 親友? 仲良しの姉妹?

 ううん、実際はえっちな関係。親友でもあり、えっちな関係でもある。

「でも、よくうちの大学に決めたね」
「え?」
「だってさ、前に英里ちゃんを寮に連れて行ったときに、えっちなことしちゃったでしょ?
 イヤになって来てくれないかと思った」
「あ…うん」

 途端に顔を赤らめる英里ちゃん。
 あんなにいろんなことを経験して、まだ恥ずかしがる英里ちゃん、とっても可愛い。

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