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英里を調教 <大学生編>
第8章 海へ旅行! 英里ちゃん透けて見えちゃいそうだよ
 夏休み。

 みんなバイトに遊びに忙しい。
 『料理研究会』も、お料理会や、大学近くの小さなチビっ子との「楽しいお料理教室」などなど、なかなか忙しい。
 そんな中、サークルメンバーで一泊の海への旅行を企画。
 楽しく過ごし、その後、もうひとつの旅行が企画された。

 『料理研究会』の裏サークル『美少女愛好会』の旅行。
 別に『裏』に参加してない子を外したんじゃなくて、メンバーの一人の実家が四国で旅館を経営しているので、そこにみんなでお邪魔することにしたの。
 さすがに『料理研究会』全員で押しかけるわけにもいかないので、『裏』に参加してる子で、さらに予定の付く子が参加で、全部で十人ちょうど。
 観光シーズンだし一部屋しか空けてもらってないけど、広い部屋だから大丈夫だよ、って旅館の子が言ってたし、みんなで同じ部屋で泊まるほうが合宿っぽくて楽しそうだよね。

 今回は、この夏二回目の旅行と言うことで、経費は切り詰め。
 宿代も安くしてもらってるし、現地までの移動費も安く押さえたい。
 なので、今回は、寝台列車での移動。
 向かい合わせに上下二段の寝台が並び、それがひとつのコンパートメント。小さな部屋の両側に二段ベッドが向かい合わせになってると思えばいいかな。
 ベッドとベッドの間には、外が見える大きな窓。
 コンパートメントの入り口に仕切りは無くて、それぞれの寝台のカーテンが、プライバシーを守る、部屋の壁代わりね。

 そんないちばん安い寝台。でも楽しかったよ。
 総勢十人、だからコンパートメントをふたつと半分。
 その真ん中のコンパートメントに集まって、狭い中でぎゅうぎゅうになりながら、みんなでお酒片手に楽しい夜。
 未成年の英里ちゃんと友恵ちゃんはジュースで乾杯。

 英里ちゃんはともかく、友恵ちゃんまですっかり『裏』のメンバーに加えられちゃった。
 あんまりえっちに積極的ではないけどね。
 可愛いから許す。
 英里ちゃんと並んで、マスコット的な存在ね。
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