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英里を調教 <大学生編>
第8章 海へ旅行! 英里ちゃん透けて見えちゃいそうだよ
 私は当日、どうしても抜けられないバイトがあって、疲れたままお酒を飲んだせいか、早々と眠くなっちゃった。
 なので、みんなにおやすみを言って、みんなの邪魔にならないように、半分だけ私達の寝台になっているコンパートメントでおやすみなさい。
 英里ちゃんも今日のバイト手伝ってもらってたので、一緒におやすみ。
 英里ちゃんが下の寝台。私が上。
 明日いっぱい遊ぼうね、って言って、それぞれの寝台に入って、本当に疲れて眠かった私は、すぐに眠っちゃった。

 どれくらい眠ったかな、下の寝台の物音で目を覚ます。
 英里ちゃん、慣れない寝台で寝れないのかな、と思って、なら食堂車で飲み物でももらいに行こうかと思って、上からそっと下の寝台のカーテンの隙間から覗いてみると…

 見えたのは知らない男の背中。
 その下に英里ちゃん。

 英里ちゃんは知らない男に犯されていた。
 口に手を当て、必死に声を抑えて。

 私達は英里ちゃんにたくさんえっちなことをしてきたけど、でもこういうのは助けないと、と私が思って寝台から出ようと思っていると、男は小さく呻き、終った。
 男は何かを持って、物も言わずに出て行き、英里ちゃんは薄い毛布にしっかり包まって、怖いものから身を隠すように丸まった。
 私はそのまま男が戻ってこないかどうか、しばらく様子を見て、真紀を起こし、まだ起きていた何人かと、そっと英里ちゃんを守った。
 顔も分からなかったから探しようもなかったけど、男がもう一度戻ってきたら、今度こそ守ってあげるつもりで。

 結局男は戻って来ないまま、電車は目的地に着いた。

 私たちはホッとして、電車を降りた。
 英里ちゃんは心持ち顔が青かったけど、何も無かったかのように、みんなにおはようを言ってた。
 だから私達も何も言わないで、おはようって言ってあげた。

 
 宿に着いて荷物を置いて、部屋から見える、すぐ目の前の海へ。
 …のタイミングで、事件発生。
 英里ちゃんの水着の下がない。

 多分、昨日の男だ。
 英里ちゃんは、家に忘れたみたい、なんて言ってたけど、絶対違う。
 英里ちゃんのカバンから下着と間違えて持って帰ったんだ。
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