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英里を調教 <大学生編>
第11章 友恵と二人、閉じ込められたエレベーターの中 ~英里の目線~
話の合間、店員さんがカタログを手に生地を探しに言ってる間に、友恵が声をかけてくれた。
「ごめん、退屈だよね」
「ううん、平気。大丈夫だよ」
「うん、ありがと。あの店員さんね、裁縫の有名な先生で、ここはその先生に相談しながら買い物が出来るの。
だから裁縫が好きな人がよく買いに来るお店なんだよ」
目を輝かせて言う友恵。
ちょっと羨ましいな。
私はあんなふうに打ち込めるものがないからな。
栄養学を学んでみたいって思ったのも、小さい頃からのお友達で、お姉さんみたいに私を可愛がってくれる志穂さんが、そんな話をずっと私にしてくれてたから。
志穂さんは小学校の頃から料理が上手で、だからこの道を選んだんだろうなって思う。
私は、そんな志穂さんに影響されて憧れて、それで今の大学を選んだ。
学校で教えてくれることは楽しいし、『料理研究会』では、習ったことを活かして料理を作らせてくれる。
分からなかったり、上手く出来なかったりすれば、料理上手な先輩がたくさんいて、助けてもらえるし、アドバイスをしてもらえる。
上手に作れた時、食べておいしいって言ってもらえるのが嬉しくて、ますます料理に夢中になった。
そんなふうに、先輩や友達に恵まれて、私の大学生活はとても充実している。
最近では料理を作るのが楽しくて仕方ない。
うまく作れた時も、それを食べてもらって「おいしい」って言ってもらえるのも。
でもなぁ。それ以外の趣味って何かあるのかなぁ…
高校生の頃は…その、エッチばっかりしていた。
恋人の達也とか志穂さんとか、他にも、まあいろいろと…
それに受験勉強が重なって、他のことをする時間なんて、ほとんどなかった。
趣味かぁ…
私も何かはじめてみようかなぁ。
そんなふうに思っていると、友恵が店員さんにお礼を言って、私のほうに来た。
お買い物、終わったのかな?
「ごめんね、お待たせ」
「うん。お買い物は済んだ?」
「うん、ありがとう。ちゃんと買えたよ」
友恵はおもちゃを買ってもらった子供のような顔で、紙袋を見せてくれた。
友恵は店員さんにありがとうを言い、私もごちそうさまを言って、お店を出た。
「ごめん、退屈だよね」
「ううん、平気。大丈夫だよ」
「うん、ありがと。あの店員さんね、裁縫の有名な先生で、ここはその先生に相談しながら買い物が出来るの。
だから裁縫が好きな人がよく買いに来るお店なんだよ」
目を輝かせて言う友恵。
ちょっと羨ましいな。
私はあんなふうに打ち込めるものがないからな。
栄養学を学んでみたいって思ったのも、小さい頃からのお友達で、お姉さんみたいに私を可愛がってくれる志穂さんが、そんな話をずっと私にしてくれてたから。
志穂さんは小学校の頃から料理が上手で、だからこの道を選んだんだろうなって思う。
私は、そんな志穂さんに影響されて憧れて、それで今の大学を選んだ。
学校で教えてくれることは楽しいし、『料理研究会』では、習ったことを活かして料理を作らせてくれる。
分からなかったり、上手く出来なかったりすれば、料理上手な先輩がたくさんいて、助けてもらえるし、アドバイスをしてもらえる。
上手に作れた時、食べておいしいって言ってもらえるのが嬉しくて、ますます料理に夢中になった。
そんなふうに、先輩や友達に恵まれて、私の大学生活はとても充実している。
最近では料理を作るのが楽しくて仕方ない。
うまく作れた時も、それを食べてもらって「おいしい」って言ってもらえるのも。
でもなぁ。それ以外の趣味って何かあるのかなぁ…
高校生の頃は…その、エッチばっかりしていた。
恋人の達也とか志穂さんとか、他にも、まあいろいろと…
それに受験勉強が重なって、他のことをする時間なんて、ほとんどなかった。
趣味かぁ…
私も何かはじめてみようかなぁ。
そんなふうに思っていると、友恵が店員さんにお礼を言って、私のほうに来た。
お買い物、終わったのかな?
「ごめんね、お待たせ」
「うん。お買い物は済んだ?」
「うん、ありがとう。ちゃんと買えたよ」
友恵はおもちゃを買ってもらった子供のような顔で、紙袋を見せてくれた。
友恵は店員さんにありがとうを言い、私もごちそうさまを言って、お店を出た。