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夢見る君に囁きを・・・
第2章 Valentineまで、あと10日
「あっ、葵ちゃん。おはよ。」
「芙佳。どう?」
「たぶん、作れそうだよ。」
「じゃ、前日の日曜日お邪魔していいかな?」
「いいよぉ。」
「芙佳は、今年も義理って言うの?」
「今年は、違うよ。本命って言う。」
「告白は?」
「しないもん。」
「してくれそう?」
私は、後ろを振り返って、淕人を見た。
「顔色、悪いね。」
「うん。」
「自分から、言えばいいのに。」
「だって、恥ずかしいもん。それに…」
「それに?」
私は、声を潜めて…
「だってさ、キスすると、赤ちゃん出来るんでしょ?」
「えっ?」
「違うの?」
「芙佳?キスじゃ、妊娠しないから!」
「そうなの?!知らなかった。」
「まぁ、淕人なら、そこらは知ってると思うから。」
「うん。」
¨いったい、何をすると、赤ちゃん出来るのかな?¨
放課後…
俺は、いつものように、芙佳と帰る。
「ねぇ、りっくん?」
「お誕生日プレゼント、何が欲しい?」
「えっ?」
¨言えない。芙佳が欲しいだなんて、言えない。¨
「マグカップ。ペアの。」
「それでいいの?」
「うん。未だ、ペアのものってないから。」
「じゃ、いつ買いに行く?」
「13日は?テスト期間の最終日だから、学校半日だし。」
「ごめん。その日は、ちょっと予定あって。」
「…。予定?」
「うん。」
「今週の土日は?」
「土曜日なら、空いてる。」
「最近、予定あるんだな…。」
「まぁね。」
(陸)¨好きな人、出来たのかな?¨
(芙)¨言えないよぉ。バレンタインのチョコ。作るからなんて、言えないよぉ。¨
「じゃ、土曜日な。あと、14日。大事な話あるから!」
「うん。」
(芙)¨りっくん。大事な話って、なんだろ?最近なんか、ぎこちないし。私以外に、好きな人出来たのかな?¨
「芙佳。どう?」
「たぶん、作れそうだよ。」
「じゃ、前日の日曜日お邪魔していいかな?」
「いいよぉ。」
「芙佳は、今年も義理って言うの?」
「今年は、違うよ。本命って言う。」
「告白は?」
「しないもん。」
「してくれそう?」
私は、後ろを振り返って、淕人を見た。
「顔色、悪いね。」
「うん。」
「自分から、言えばいいのに。」
「だって、恥ずかしいもん。それに…」
「それに?」
私は、声を潜めて…
「だってさ、キスすると、赤ちゃん出来るんでしょ?」
「えっ?」
「違うの?」
「芙佳?キスじゃ、妊娠しないから!」
「そうなの?!知らなかった。」
「まぁ、淕人なら、そこらは知ってると思うから。」
「うん。」
¨いったい、何をすると、赤ちゃん出来るのかな?¨
放課後…
俺は、いつものように、芙佳と帰る。
「ねぇ、りっくん?」
「お誕生日プレゼント、何が欲しい?」
「えっ?」
¨言えない。芙佳が欲しいだなんて、言えない。¨
「マグカップ。ペアの。」
「それでいいの?」
「うん。未だ、ペアのものってないから。」
「じゃ、いつ買いに行く?」
「13日は?テスト期間の最終日だから、学校半日だし。」
「ごめん。その日は、ちょっと予定あって。」
「…。予定?」
「うん。」
「今週の土日は?」
「土曜日なら、空いてる。」
「最近、予定あるんだな…。」
「まぁね。」
(陸)¨好きな人、出来たのかな?¨
(芙)¨言えないよぉ。バレンタインのチョコ。作るからなんて、言えないよぉ。¨
「じゃ、土曜日な。あと、14日。大事な話あるから!」
「うん。」
(芙)¨りっくん。大事な話って、なんだろ?最近なんか、ぎこちないし。私以外に、好きな人出来たのかな?¨