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奴隷からのはじまり。
第4章 よん、ヤキいれてあげる。
 レンの吸っている煙草の銘柄が何か、見る余裕もなかった。ネクタイで後ろ手に縛られた玖路香は、中から鍵をかけた図書館のすみで、ブラウスのボタンを外されていた。
「いや……やだっ、やめてっ」
 火のついた煙草を手にしているレンに、震える声で懇願しても、許してもらえるわけがない。そばでクスクス笑っている愛乃が、普段は吸わない煙草を一服試して、せき込んでいた。
「おとなしくしてなよ」
 レンが低い声で囁いて、玖路香の白い左胸に、煙草を押しつける。
「いやぁあああっ!」
 熱さに悲鳴をあげた玖路香を、「うるさい」と愛乃が蹴った。
「あまり声出すと、アソコにねじ込むよ」
 火のついた煙草でそんなことをされたら、たまったものじゃない。玖路香は口唇を噛んで、痛みの余韻に耐えた。
 レンは、その顔に嗜虐心をあおられたのか、玖路香のスカートに手を入れる。
「あたし、女のコとしたことはないんだけど、なんか、したくなっちゃったなー」
 楽しそうに言いながら、束ねた指を玖路香の敏感な場所にこすりつけ、溢れてくる蜜を絡めて、狭い膣に挿入した。
「あぁんっ」
 思わず高い声が玖路香の喉を通過する。
「感度イイね」
 ふふ、と笑ったレンは、なにを思ったのか、自分も下着を脱いで、玖路香の膝に座った。
「ねえ、あたしとおまんこ擦りあわせよう?」
 気持ちよくなるから、と言いながらすでに始めている。 
「レンちゃん、チャレンジャーだね」
 愛乃はその様子を楽しそうに見ていた。
 玖路香が他の者にもてあそばれていても平然としている。むしろ、うれしそうだ、今は。
 視姦されて涙を滲ませる玖路香を組み敷いて、レンは自身の性器を玖路香に擦り付けて腰を揺らし始めた。
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