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変態王子の献身
第5章 王子との晩餐
リーナは運ばれてきた食事を平らげた。この3日間というもの、ほとんど水しか飲んでいなかったため、何を食べても美味しかった。
「このお姫様は良く食べる。」
と言ってフレッドは明るく笑った。
フレッドとクリスは他愛無い話を楽しみながら晩餐を楽しんでいた。
運ばれてきたデザートまで平らげたリーナは一息ついた。美味しいものをたくさん食べて、一時の安堵をリーナは味わった。敵国に幽閉されていても、こんなに安堵できるものなのかとリーナは考えていた。このまま、もしかしたらフレッドは自分を家に帰してくれるのではと、儚い希望を抱いたりした。
しばらくしてクリスが、
「それでは、食事も終わったし別の部屋に移ろうか」
と言った。フレッドは、
「そうだね。」
と答えた。
クリスが紳士的な態度でリーナの手を引いて隣の部屋と歩んだ。客間のようなこじんまりとした部屋だった。美しい壁紙と、装飾のあるソファと共に、リーナの目には壁に備え付けられた木製の器具が目に入った。そこには足枷と手枷がついており、その横には鞭やロープが置かれていた。
それを見たリーナは一瞬にして恐怖に襲われた。逃げようとしたが、クリスに取り押さえられた。すぐさま、フレッドも一緒になって、リーナをそこに結びつけた。
それが終わるとフレッドはソファに座りワインを開けて自分で注いだ。
「クリス、あまり僕のお姫様を傷つけないように。あと、処女を奪うのは禁止だ。我が国の大切な捕虜だからね。後は好きにしたらいい。」
クリスは不気味に微笑んだ。
「やっとお時間か。お姫様よう・・・。どうしてやろうか・・・。」
「何をするの。止めて!牢に戻してちょうだい。フレッド、助けて!」
フレッドは冗談っぽく、
「お姫様が僕に助けを呼んでいるよ。王子様は白馬の騎士となって、野蛮な獣から姫を救わなければね。」
と言って、さらにワインをぐっと飲んだが、もちろん立ち上がるつもりもなかった。
「このお姫様は良く食べる。」
と言ってフレッドは明るく笑った。
フレッドとクリスは他愛無い話を楽しみながら晩餐を楽しんでいた。
運ばれてきたデザートまで平らげたリーナは一息ついた。美味しいものをたくさん食べて、一時の安堵をリーナは味わった。敵国に幽閉されていても、こんなに安堵できるものなのかとリーナは考えていた。このまま、もしかしたらフレッドは自分を家に帰してくれるのではと、儚い希望を抱いたりした。
しばらくしてクリスが、
「それでは、食事も終わったし別の部屋に移ろうか」
と言った。フレッドは、
「そうだね。」
と答えた。
クリスが紳士的な態度でリーナの手を引いて隣の部屋と歩んだ。客間のようなこじんまりとした部屋だった。美しい壁紙と、装飾のあるソファと共に、リーナの目には壁に備え付けられた木製の器具が目に入った。そこには足枷と手枷がついており、その横には鞭やロープが置かれていた。
それを見たリーナは一瞬にして恐怖に襲われた。逃げようとしたが、クリスに取り押さえられた。すぐさま、フレッドも一緒になって、リーナをそこに結びつけた。
それが終わるとフレッドはソファに座りワインを開けて自分で注いだ。
「クリス、あまり僕のお姫様を傷つけないように。あと、処女を奪うのは禁止だ。我が国の大切な捕虜だからね。後は好きにしたらいい。」
クリスは不気味に微笑んだ。
「やっとお時間か。お姫様よう・・・。どうしてやろうか・・・。」
「何をするの。止めて!牢に戻してちょうだい。フレッド、助けて!」
フレッドは冗談っぽく、
「お姫様が僕に助けを呼んでいるよ。王子様は白馬の騎士となって、野蛮な獣から姫を救わなければね。」
と言って、さらにワインをぐっと飲んだが、もちろん立ち上がるつもりもなかった。