この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
変態王子の献身
第9章 自白
2日ぶりにフレッドを見たリーナの顔には思わず笑顔あふれた。彼女は彼のことを想って自慰行為にまで及んでいたのだから。

「リーナ姫。お話があります。」
フレッドはよそよそしく話しかけた。

「もう晩餐には呼んでくれないの?」
リーナは恥ずかしそうにたずねた。しかし、その馴れ馴れしい態度はフレッドのサディスティックな感情を少し逆なでた。

「私は今多忙を極めておりますが故、そのようなことに興味がありません。」

フレッドの冷たい態度にリーナはさびしそうな表情を見せた。リーナはそれでもかわいらしく、
「お話ってなに?」
と言うとフレッドをじっと見つめた。彼女の無垢な視線に、態度を冷たくしたフレッドも心をくすぐられる。しかし、彼の欲望も同時に火をつけられた。
彼は最初の日のように、牢に入り、内側から鍵を閉めた。リーナはそれでも何も言わなかった。リーナの表情から、彼女の自分への恋心が感じられた。フレッドはそれがうれしくもあり、悲しくもあった。

リーナは牢獄の粗末なベッドに腰掛けた。その隣にフレッドもつられるように腰掛けた。
/81ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ