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変態王子の献身
第11章 暴かれた陰謀
「せめてもう一度、あれをさせてください。」
リーナは頬を赤くして言った。

「いいだろう。」
王子は檻の中に入ると、二人は服を脱いで抱き合った。

息ができなくなるほど長いキスをしてから、王子が促し、横たわった王子の上にリーナは逆さになって抱きついた。

王子の勃起した一物をリーナは咥えた。ここ数日彼女が夢想していたものが目の前にある。リーナは息の吸えない魚のようにあっぷあっぷしながらそれを吸った。

フレッドもリーナの陰部を優しく吸う。

すぐにリーナは腰を引き攣らせて絶頂を迎える。

少し遅れて王子も、彼の精液をリーナの口に放出した。


絶頂を迎えた二人は抱き合い、牢獄の粗末な小さなベッドで固く抱き合って夜を過ごした。
ずっとろくに睡眠をとっていなかった二人は、幸せの中で深い眠りに落ちた。




そのまま朝を迎えた二人の元にオイゲンが駆け足でやって来た。

「王子!まだここに居たんですか!大変です!」
オイゲンの様子がおかしい。
しかし、寝ぼけた王子は、
「おい!なんてところにお前はやってくるんだ。デリカシーがなさ過ぎる。」

「何を言っているんですか!しっかりしてください。近衛兵の三人が!」
そう言うとオイゲンは泣き崩れた。

王子は大急ぎで服を着ると、
「何があったんだ!」
と牢を出て詰め寄る。

「・・・三人が、毒殺されました。」

そのことばを聞いて王子は真っ青になった。

「なんだって!?」

王子の目にも涙があふれた。

王子の側近であった3人がこのようにして殺されてしまったこと、そして、王子の計画していたことが無駄になってしまったこと。王子はただ狼狽した。

「どうしたら・・・。これで証言者が居なくなった。自分ひとりでどうやって会議で発言したらいいのだろうか。大臣の中にはモリッツ家の息のかかった者を確実に数人は居る。証拠もなく若輩者の俺を誰が信じるだろうか。」

リーナも裸のまま座り込んで唖然としていた。

「このままでは戦争になる。」
王子はそうつぶやいた。



沈黙が流れた。
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