この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
やさしいんだね
第2章 情熱は二種類
 23時にもう一度迎えに来ると一方的に告げたソンの言葉を跳ね除けることが出来なかったのは、最後に見た実の父親である松浦と、千夏の姿が脳裏に浮かんでしまったからだ。

 塾の中は蛍光灯の青白い光で満ちている。
 時刻は21時20分。渋滞のせいでギリギリセーフといったところだ。
 特進クラスへの進級を希望している生徒はわざわざ電車に乗って通ってくる生徒も多い。
 そのため、テスト開始待ちのピリピリした同学年たちは、誰ひとりとして同じ中学の生徒がいない。

 だからこそ、小百合の顔色が悪いことを誰も気にしないし、気付かれもせずに済んだのだ。
/48ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ