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第6章 夕暮れの道

「送ってく、今日のお前は絶対におかしい。」


あなたのせいでおかしいんだよ…なんて言えるはずもなく

ただ小声で
ありがとう

と言うことしかできなかった

ずっと握られている手に、血圧はあがりっぱなしで


家につくまでの間、気が気ではなかった。


わたしはこの優しい彼をおかずにオナニーしてしまった

それなのに彼は…

どうしようもない罪悪感に包まれる