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泡のように
第21章 20.
 ジャリジャリと、玉石を踏む足音が戻ってくる。
 バーコードハゲは炎天下だというのに律儀に仕事に励んでいるらしい。ハゲだけに、ハゲしく真面目に。
 
 頭がくらくらする。
 喉が渇いたな。1時間も無駄に歩き回ったせいかも。
 そう思いながら手提げかばんの中身を物色する。ペットボトルを手にした時、見ずとも軽さで中身がゼロだと知った。
 
 足音が近付いてくる。
 
「おじさん、このへんに、自販機、ありませんか、」



 そこで、八田家之墓って字が上下逆になった。
 ってとこまでは、覚えている。


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