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泡のように
第24章 23.
 そしてまた、飽きもせず、私の上に乗る。

「どうして、さ?智恵子は兄ちゃんを、狂わせるの?なぁ?小さい頃から、ずっと、どうして俺をまともな人間からかけ離そうとばかりするの?苦しくてたまらないよ、俺はお父さんみたいにちゃんとした、まともな人間になりたいのに。智恵子のことをただの妹として見たいのに。お、俺が、智恵子のためを思って、終わりにしようって、言ったあとも、俺にしつこく付き纏って。抱かれたがって・・・なぁ?レイナの言うことが本当なら、お前は兄ちゃんを見守るためじゃなくて、く、狂わせるために、わざわざこの世に、う、生まれてきたんだろ?お、お前もレイナと同じように、兄貴の子供を産むために、さ。なんとも思ってない顔で、俺のことだけ考えて、知性の欠片もなく、俺に抱かれることだけを喜びとして生きるために、生まれてきたんだろ?そ、そう、そうなら、俺は」

 ざらざらのあたりで挿入を止めたお兄ちゃんは、暫く黙り込んだのち、言った。

「俺は・・・そうだって言ってくれるなら、お、俺は、智恵子を、やっと、女として、愛してると、言うことができるよ。まったく嘘のない気持ちで、心の底から、智恵子、お前に、愛してるって」




 
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