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傍にいてもいいの?
第12章 未来へ
「いいんじゃないか?」
「え?」
「ひとみの未来像........俺にも教えてよ」
「........恥ずかしいから、だめなの」
佑典さんの胸に額をくっつけてモゴモゴ。先走りすぎてるのがバレちゃうのも........ね。
「ふーん......そう?俺と同じこと考えてくれてると思ったのにな」
あたしを包んでくれるその腕と手は、次第にあたしの身体を這い出す。
お尻から太股にかけて撫でられ、持ち上げられると佑典さんの腰に乗せられた。
「ゆ、佑典さん?」
思わず見上げるとイタズラを思いついたかのように........そして、内腿に感じる佑典さんの昂り。
「恥ずかしがるひとみが可愛いから........」
「え?さっき....イッたばかりだよ?」
「我慢....できるわけないだろ?」
「まっ....てっ....んんっ........」
言葉とは裏腹に、あたしの身体は佑典さんを受け入れる準備は万端。
横向きで抱き合う形からすぐに組み敷かれた。
止まらない揺さぶりは、星が輝く空が段々と薄明かりに........夜が明けたことを知らせるまで続いたのだった。
意識を手放したあたしが最後に耳にした言葉は........
未来へと続く、幸せの言葉。
佑典さん、ありがとね。
あたし、幸せです。