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傍にいてもいいの?
第3章 お持ち帰り........?

う........ん?
頭、痛い........
........今、なんじ?


身体に掛けられたものや身に付けているもの、手に触れる感触で、今あたしがベッドにいるのはわかった。


あれ?
あたし、いつの間に寝てた?
あれ?
あたし、いつの間に帰宅した?


ガバッと起き上がると、スーツの下にいつも身に付けているキャミソール姿....のあたし。


ん?いつの間にこの姿?
あれ?スーツ脱いだ記憶ないよ?

っていうか、ここ....あたしの部屋じゃないよ?


う~ん........
まだ覚めやまぬ脳みそが憎らしい。



えっと、振り返りましょう。

まず、昨夜は飲み会。皆でお酒を飲みました。
ふられたことを愚痴って、お酒を飲んだ、よね。


うん、ここまで覚えてる。
で、ここから。


あたしは何故、このベッドに寝ていたのでしょうか?
大きなベッドだよ?
それに、ホテルじゃない....。
だって、チカチカする照明もないし........


ならば、だれの.....家?


脱いだであろうあたしの服も見当たらないし。
シーツを手繰り寄せて身体を包む。


ふわりと香るこの匂い....
あれ?
あたし、嗅いだこと....ある?


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