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傍にいてもいいの?
第4章 チャンスかもしれない....

「おい、吉田?起きられるか?帰るぞ?」


「ん~もう飲めんって........飯も、無理....」


松下の声かけも無駄に終わり、吉田は完璧に寝てしまった。


「ッたく、しょうがねぇなぁ~」


「こりゃ、完璧にタクシーだな。ちょっと呼んでくるわ」


松下がスマホをもって席を立ち出ていく。
寝ている吉田はそのままで、俺は隣の部屋に意識を集中させた。



『おーい、すみれ~?ひとみ~?生きてるか~?』


この失礼な声は新藤だな。


『うっさい!健一ぃ~ひとみの失恋を忘れるためにも飲まないといけないのよっ!わかってるの?』


『はいはい、酔っぱらいさんはそろそろおしまい。おい、ひとみ?寝るなよ....俺ひとりでお前ら二人は無理だって!』


『けんいちぃ....ひとみよりも、すみれ様を大事になさい!ひとみには、きっと何処かに王子様がいるから良いの!』



新藤....ご愁傷さん。
姫さんふたりのナイト役、頑張れよ。


秘書課の同期に扱き使われそうな部下を哀れみながら残りのお造りを口に運んだ。


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