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心も抱きしめて
第3章 抱
「いしじま・・・さっ」
指が私の中でうねった。
いやらしい水音が静かなホテルの部屋の中でこだまする。
石島さんが待ちきれないようにゴムを付けて
私の中に入ってくる。
ゆっくりした動きの中で
私たちは手を絡めあった。
「はぁ・・・ぁぁ」
首筋をなめられて耳たぶが石島さんの吐息を感じ取る。
石島さんも息が荒い・・・
その荒い息に、さらにきゅんと心が感じた。
あ・・・・
何か違う。
いつもと違う。
そう感じたのに。それを冷静に考えることが怖くて。
それがなんなのか、考えることがこわかっった。
「あっっ・・・ぁっ」
奥から来る波にそのまま乗ってしまうのが怖い。
無理やり意識を目の前の石島さんに集中させた。
徐々に早くなる律動にさらに意識を持っていかれそうになる。
そんな自分の意識を保つのがやっとで身体が震える。
やがて石島さんが私の名前を呼びながら抱きしめた。
「ごめ・・・ん。俺、先にイっちゃった?」
荒い息のままそう聞く石島さんに
小さくうなづく事しかできなかった。
指が私の中でうねった。
いやらしい水音が静かなホテルの部屋の中でこだまする。
石島さんが待ちきれないようにゴムを付けて
私の中に入ってくる。
ゆっくりした動きの中で
私たちは手を絡めあった。
「はぁ・・・ぁぁ」
首筋をなめられて耳たぶが石島さんの吐息を感じ取る。
石島さんも息が荒い・・・
その荒い息に、さらにきゅんと心が感じた。
あ・・・・
何か違う。
いつもと違う。
そう感じたのに。それを冷静に考えることが怖くて。
それがなんなのか、考えることがこわかっった。
「あっっ・・・ぁっ」
奥から来る波にそのまま乗ってしまうのが怖い。
無理やり意識を目の前の石島さんに集中させた。
徐々に早くなる律動にさらに意識を持っていかれそうになる。
そんな自分の意識を保つのがやっとで身体が震える。
やがて石島さんが私の名前を呼びながら抱きしめた。
「ごめ・・・ん。俺、先にイっちゃった?」
荒い息のままそう聞く石島さんに
小さくうなづく事しかできなかった。