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心も抱きしめて
第6章 め
もう、会わない方が良い。
勝手に自己完結した。
このまま会わなくするのは簡単な気がした。
たかだか個人的に2回会っただけだ。
電話もメールも着信拒否にすれば
私たちをつなぐものなんかない。
でも、それじゃぁ、あまりにも
人でなしだよね。
あそこまで良くしてくれた石島さんに勝手に自然消滅するのは
人でなしだと思った。さすがに。
でも、顔を見たくない。
終わりにしようと言った時
理由を聞かれ「実は」と話すにはあまりにも嘘つきだし
合わせる顔がない。
どうすればいいのかと考えた時。
手紙を書こうと決めた。
古風なのは百も承知。
私だって仕事以外の手書きの手紙は
年賀状以外にはもう何年も出していない。
でも、メールでも失礼。
電話じゃ声が生々しいし。
やっぱり手紙が良いような気がしたの。
何回も何回も書き直して
やっと何とか自分が思っている事を書き出して。
一体この手紙をどうしようかと考えた。
住所知らないじゃん。
それじゃぁと、マンションのポストに直接入れに行くために
会社帰りにそっと寄った。
勝手に自己完結した。
このまま会わなくするのは簡単な気がした。
たかだか個人的に2回会っただけだ。
電話もメールも着信拒否にすれば
私たちをつなぐものなんかない。
でも、それじゃぁ、あまりにも
人でなしだよね。
あそこまで良くしてくれた石島さんに勝手に自然消滅するのは
人でなしだと思った。さすがに。
でも、顔を見たくない。
終わりにしようと言った時
理由を聞かれ「実は」と話すにはあまりにも嘘つきだし
合わせる顔がない。
どうすればいいのかと考えた時。
手紙を書こうと決めた。
古風なのは百も承知。
私だって仕事以外の手書きの手紙は
年賀状以外にはもう何年も出していない。
でも、メールでも失礼。
電話じゃ声が生々しいし。
やっぱり手紙が良いような気がしたの。
何回も何回も書き直して
やっと何とか自分が思っている事を書き出して。
一体この手紙をどうしようかと考えた。
住所知らないじゃん。
それじゃぁと、マンションのポストに直接入れに行くために
会社帰りにそっと寄った。