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心も抱きしめて
第6章 め
「まさか!私は石島さんをフッた訳じゃないですよ」
「ああ、そうだな。由香里にとって俺はセックスだけの相手だもんな」
機嫌が悪そうにエレベーターでそんなことを言うけど
防犯カメラにマイクが付いていないのは幸いだよ。
部屋の階について
玄関に私を入れ、自分が入った後に後ろ手で鍵を閉めた。
石島さんが靴を脱ぐのを見て私も急いで脱ぐ。
手を引っ張られてリビングのベッドまで連れて行かれた。
「いしじまさ・・・ん。あのっ」
私の言葉を遮るようにキスを繰り返した。
夜景はあの日と同じようにキラキラと輝いているのに。
石島さんが怖い。
片手で私の両手を頭の上で拘束され
片手で洋服の中のブラの上から胸をまさぐる。
キスを繰り返しながら
その合間に私の首筋を舌で舐めながら
「由香里」
と切なく私の名前を呼ぶ。
始めは乱暴だったその行為が
あっという間に優しくなった。
「由香里」
切なく切なく何度も何度も私の名前を呼ぶ声が
私の心も切なくする。
いつの間にか外されたホックでゆるくなったブラの隙間から
手が入ってきて私の乳首を探し当てる。
その優しい手つきに心が震えた。
「ああ、そうだな。由香里にとって俺はセックスだけの相手だもんな」
機嫌が悪そうにエレベーターでそんなことを言うけど
防犯カメラにマイクが付いていないのは幸いだよ。
部屋の階について
玄関に私を入れ、自分が入った後に後ろ手で鍵を閉めた。
石島さんが靴を脱ぐのを見て私も急いで脱ぐ。
手を引っ張られてリビングのベッドまで連れて行かれた。
「いしじまさ・・・ん。あのっ」
私の言葉を遮るようにキスを繰り返した。
夜景はあの日と同じようにキラキラと輝いているのに。
石島さんが怖い。
片手で私の両手を頭の上で拘束され
片手で洋服の中のブラの上から胸をまさぐる。
キスを繰り返しながら
その合間に私の首筋を舌で舐めながら
「由香里」
と切なく私の名前を呼ぶ。
始めは乱暴だったその行為が
あっという間に優しくなった。
「由香里」
切なく切なく何度も何度も私の名前を呼ぶ声が
私の心も切なくする。
いつの間にか外されたホックでゆるくなったブラの隙間から
手が入ってきて私の乳首を探し当てる。
その優しい手つきに心が震えた。