この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
藍城家の日常
第5章 謎の黒兎の瞳も赤

深い深い青、藍色は辺りを包む夜の色。
僅かに紫の混じった、夜光様の美しい髪の色。

私の大好きな色。

「夜光はね……ちゃんとした言い方できないから、そういうの所に気持ちを込める癖……あるの

『ちゃんとした言い方?』

「ん……口止めされてたけど、言っちゃうね……」


その石は“菫青(きんせい)石”、石言葉はーーー

夜那はそっと、誉の耳元に顔を近付けて囁く。それから、





その時初めて彼女の名前を呼んだ。


「……夜光を好きになってくれて、ありがとう」


ーーー初めての愛。

やっぱり、彼の愛はいつもどこかに隠れている。



《終》


/156ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ