この作品は18歳未満閲覧禁止です
![](/image/skin/separater18.gif)
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
藍城家の日常
第3章 桃のシロップ漬け
![](/image/mobi/1px_nocolor.gif)
『ぁああ……ァ、んっ……はあぁアァっ』
「猫みたいに鳴くように……っ、なったな……」
夜光が下から突き上げ始めると、誉の体は弾んで、部屋には肉のぶつかり合う音が響く。
パンっ、パンっ……パン……っ
『あっ、あっ……あぅっ……!』
蜜を吸って重くなった誉の毛先が、律動と共に揺れる。
向かい合っている夜光の表情は悩ましげで、彼もそろそろ限界なのかもしれないと誉は霞む意識の中で思った。
「……は……っ、受けとれ……!」
夜光に誉の両太股は掴まれて、前後に揺らされると、中がぐちゃぐちゃにかき乱される。
ぐりぐりと先で奥を擦られた中は、子宮口から蜜を溢れさせて、きゅぅっと夜光の肉棒を締め付けた。
「ぅ……っ!」
夜光がくぐもった声を上げた刹那、
『あぁっ……。』
それは放たれた。
ドク、ドク……
(出てる……夜光様の……)
奥で飛び出す子種が当たっている……
じんわりとした他者の熱が、自分の熱と溶け合っていく……
「覚えろ……っ、この、感覚を……」
夜光は睫毛をふるりと震わせてから、うっとりと惚ける誉の無防備な唇に唇を重ねた。
ちゅく……っ
『ん……』
その時誉は、
彼がやっと口付けをしてくれたことに、
何よりも心が、満たされていた……
狂ってしまいそうな快楽への願望の裏に隠れた、キスをして欲しいというささやかな願い。
だけどそれに気付くのは、夜光も誉もまだ先のこと。
『ふぁぁ……』
くちゅり、
離れた舌と舌の間で銀の糸が妖しく光る。
「夜は長い……」
そう呟く夜光に誉の胸の内は、まだするのか、という気持ちと、もっと欲しい、という気持ちが相反していた。
ぐじゅ……
『あぁっ……』
だけどそれも、すぐに彼のペース巻き込まれてどうでもよくなってしまうのだ。
『ァアぁああっ……やこうさま、やこうさまぁあっ』
冴えた月明かりに包まれながら、燃えるような熱を溶かしあう。
夜が更けるまで、
誉のその美しい嬌声が枯れるまで、
青白い月夜の宴は続いた。
「猫みたいに鳴くように……っ、なったな……」
夜光が下から突き上げ始めると、誉の体は弾んで、部屋には肉のぶつかり合う音が響く。
パンっ、パンっ……パン……っ
『あっ、あっ……あぅっ……!』
蜜を吸って重くなった誉の毛先が、律動と共に揺れる。
向かい合っている夜光の表情は悩ましげで、彼もそろそろ限界なのかもしれないと誉は霞む意識の中で思った。
「……は……っ、受けとれ……!」
夜光に誉の両太股は掴まれて、前後に揺らされると、中がぐちゃぐちゃにかき乱される。
ぐりぐりと先で奥を擦られた中は、子宮口から蜜を溢れさせて、きゅぅっと夜光の肉棒を締め付けた。
「ぅ……っ!」
夜光がくぐもった声を上げた刹那、
『あぁっ……。』
それは放たれた。
ドク、ドク……
(出てる……夜光様の……)
奥で飛び出す子種が当たっている……
じんわりとした他者の熱が、自分の熱と溶け合っていく……
「覚えろ……っ、この、感覚を……」
夜光は睫毛をふるりと震わせてから、うっとりと惚ける誉の無防備な唇に唇を重ねた。
ちゅく……っ
『ん……』
その時誉は、
彼がやっと口付けをしてくれたことに、
何よりも心が、満たされていた……
狂ってしまいそうな快楽への願望の裏に隠れた、キスをして欲しいというささやかな願い。
だけどそれに気付くのは、夜光も誉もまだ先のこと。
『ふぁぁ……』
くちゅり、
離れた舌と舌の間で銀の糸が妖しく光る。
「夜は長い……」
そう呟く夜光に誉の胸の内は、まだするのか、という気持ちと、もっと欲しい、という気持ちが相反していた。
ぐじゅ……
『あぁっ……』
だけどそれも、すぐに彼のペース巻き込まれてどうでもよくなってしまうのだ。
『ァアぁああっ……やこうさま、やこうさまぁあっ』
冴えた月明かりに包まれながら、燃えるような熱を溶かしあう。
夜が更けるまで、
誉のその美しい嬌声が枯れるまで、
青白い月夜の宴は続いた。
![](/image/skin/separater18.gif)
![](/image/skin/separater18.gif)