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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第29章 人形とさして変わらないわたし
「お、おい…大丈夫か…まさか、死んじゃったんじゃないよなっ?」
「え、えっと…息はしてるみたいだ…。失神しただけじゃないかな…だけどユウマ、お前やりすぎだ…」
薄目を開けて意識を失っている柚子は、口からよだれを垂らし、ピクリとも動かない。しかし、サトシが言うように胸は上下に動き、浅く息はしているようだったから、男たちは一旦落ち着きを取り戻した。
しかし、その後はどうしたら良いのか、彼らは途方に暮れてしまう。
裸に剥かれ首輪をされ、全身に落書きをされた少女が、股間から大量の精液を流しながら意識を失って倒れている。その状態は、はたから見れば明らかに犯罪行為の現場でしかない。
そうして柚子を囲んで呆然とする彼らの後ろには、いつの間にか数人の男たちが立っていた。
「やれやれ、若いもんは無茶をするのう。」
そう声を発したのは綾辻の当主、タカの面の男である。
「あっ!いやっ…俺たちそんなつもりじゃ…っていうかいつからそこに…」
「来たのは今だけど、ずっと見てたさ。…しかし…そんなつもりってどんなつもりだよ…やること全部やっといてさ。」
柚子の股間からあふれ出している精液に視線をやりながら、あきれたように清隆が言った。
若者たちは自分たちの行為がすべて見られていたということを知ると、それ以上もう何も反論はできなかった。柚子の体が名残惜しかろうとも、服を着てその場を去る以外にないのだ。
無論、綾辻の面々とてそれ以上の追求をすることはしない。それは彼らが準備した舞台だったのだから当然だろう。
綾辻は特に若者たちに口止めを強要することもなかった。
そして、清隆は柚子の首輪を外し、壊れ物を扱うように優しく抱きかかえると、屋敷へ向かって歩き出す。
その割れ目と尻の穴からは若者たちが注ぎ込んだ精液がいまだ流れ出続け、足跡のように地面に点々とシミを残していった。