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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第10章 インストーラ


[9月4日] 娘のプライベート日記


 あの晩を超えてから、柚子の態度がどう変わるかを私は楽しみにしていた。
 もちろん、ほとんどの部分は変わらなかったけれど、なんというか、お父さんとの間の壁はほんの少し低くなったように思えた。

 今日の朝も私たちよりずいぶんと早く出かけて行ったのは変わらなかったけれど、一言、「行ってきます」と言ってから柚子は扉を閉めた。

 このまま、もっと距離が近くなったら私から柚子に乗り換えられちゃうかなあ、なんて心配もしてみるけど、まあ当分は私が仲介しないと二人が肌を合わせることはないだろうとも確信している。

 だから、今日の時点ではそんな心配は悩みの欠片にすらならなかった。


 そんなことより、今日はお父さんと約束していた、学校へ行く日。
 それを考えると正直、気持ちはまた暗くなってしまったけれど、

 「約束だよ、元気をちょうだい」

 って言ったら、お父さんは朝の忙しい時間を割いて私の中にそれを注入してくれた。

 朝のニュースをBGMにソファの上できつく抱きあいながら、私はいつもどおり硬くなったおちんちんで何度も突き上げられた。
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