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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第19章 太いのが好き/細くても好き
 それからの一週間は私にとってはとても長い一週間となりました。

 最初のメールは可美村クンのほうからすぐにお礼のメールという形でやってきました。
 しかし、そのメールに、いつご飯作りにいきましょうか、と返信しても、それきり返事はこなかったのです。

 今日で一週間になるというその日の朝、ついに私は我慢しきれなくなって自分のほうからメールを送ったのでした。

 「今晩、ご飯作りに行きますね。」

 またそのまま返事がこないのかなぁと思っていましたけど、意外なことにその返事は好感触。

 「じゃあ、今日は早く帰るようにしますね。楽しみに待ってます。」


 その日の晩は、浮かれた気分を娘たちに悟られないようにするので精いっぱいでした。

 これまで使ってきた例の会合に行くときの言い訳そのままに、町内会の集まりだと行ってそそくさと家を出ましたが、私の中の気分がそのまま伝わってしまってやしないかとハラハラしたのを覚えています。

 でもそんなことは可美村クンの家が近づくにつれて私の中から蒸発していきます。
 そして買い物を終えて彼の家のドアの前に立った時にはすっかり家族のことなど頭から消えていたのでした。

 「いらっしゃい。今日は何もなく来れましたか?」

 「ええ。スーパーの近くでタクシー拾ったの。さすがにあのコンビニの前は通りたくないもの。」

 本当だったら歩いてこられる距離なのですが、以前のこともあって私は暗い道を歩いて通るのを避けたのです。

 「ああ、食材、買ってきてくれたんですね。」
 「どうせ何にもないんでしょ?ふふふ。」
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