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第8章 甘くしたい時間

こっちの正月は日本と違って普通の平日と何らかわりない。
クリスマスの方がもっと賑やかしい。


日本で過ごすより忙しい１月が残りわずかとなった所で二人揃ってもらえた連休。
帰宅して早々、おねだりした。


『連休だよ？晶不足で倒れるところだったんだよ？』


『だからって、晩御飯くらい食べようよっ』


『ご飯よりも晶........死にそうなくらい欲求不満』


『部長サマがそんな情けないこと言わないの！.......お風呂、一緒に入るから....ね？』



こんなやり取りの後、俺の好物ミートスパを手早く作った晶に感謝して........晶も美味しくいただいた。