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§ 龍王の巫女姫 §
第12章 紅い灯籠に花を広げ…
温かく、湿った柔らかいものが…疼いて仕方なかった場所を縦に素早くなぞる。
「…アっアっ!‥‥は、ああ…!!」
かと思えば
物欲しげに開閉を繰り返していた蜜口に、彼の指が差し込まれた。
驚いて身を強張らせたのもホンの一瞬──
「…ああん…っ」
官能の波が迫りくる。
「…酔いざましに来たというのに…っ、お前の声はよけいに俺を酔わせてしまう…!」
「……ハァハァ‥っ アっ!‥アっ‥…い‥ぁ、ぁ//」
「罪深い女……、故の " 罰 " だ」
ナカを掻き回しながら敏感な肉の芽を熱い口に含まれた。
唇に挟まれ…吸われた突起は、舌先で素早く上下に擦られる。
「…あああ…ッ、ハ‥ あ、ああ…!!」
堪らない快感に背を弓なりにして、水鈴は頭を後ろの木枠に預けた。
屋外であることにも気が回せないくらい、頭の中いっぱいに愉悦が駆け巡る。
両足が椅子から浮いて空中を付く。…そして時折、炎嗣の肩をかすめた。