この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
§ 龍王の巫女姫 §
第19章 神への捧げ物

男は水鈴から手を離した。
彼女の身体は完全に地面に崩れる──。

そして、男は肩にかけていたある武器を初めて手にしたのだった。

背に隠れてよく見えなかったその武器は、炎嗣の知らない形状をしていた。


「戸惑っているようだな。王ならば少しは情報を持っているのではないか?」

「…!? それは…」


何だ?あれは──

炎嗣が眉を潜めれば
男は筒上のそれをこちらに向ける。




「──…神が私に与えて下さった力だ」


「……!!」




大きな破裂音



男に近付いていた炎嗣は
真正面からそれをくらった



何が起こったのか理解できぬ彼は

只、酷い激痛に歯を食い縛り…

膝からその場に崩れ落ちた。




男の高笑いが聞こえる




ふざけるなよ


何だ、あれは




「…‥ッッ カ、ハ‥!! すい‥れい‥‥」




俺は王だぞ



何故、愛する女ひとりを救えない───














───…






/567ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ