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第24章 龍王の許嫁( ｲｲﾅｽﾞｹ )

「…ｯ…嫌いな訳はないだろうな…この、反応…!」

「……ぁｯｯ…う、ﾊｧっ…ああ‥」

「素直に答えた褒美だ、今日は好きなだけ乱れろ……っ。後悔するほどに 感じさせてやる」


褒美なのか、罰なのか…

水鈴から内衣を完全に剥ぎ取った炎嗣は、敷布の上でくねる細腰を掴まえると、その肌に口付けを落としていく。


情熱的な口付けだった。

白絹の肌に、散りばめられていく赤い印──


ﾁｭｯ、ﾁｭウ──‥、ﾁｭ ｯ‥


「…ふ、あっ//」


身体を反転させられ、俯せになった水鈴。


露な背中にも彼の唇が吸い付く。