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神の力で奴隷作り~神も魔王も俺の物!~
第1章 「神様を隷属させよう」

リクセラは俺を最寄りの街へ案内すると言う。まあ嘘は吐けないようにしているし裏切りも出来ないからな。
と、そんな事を考えていたら。

ぶっ!!

と放屁した音が聞こえ、リクセラの動きが止まった。

「…俺を攻撃しようとしたのか。」
「そ、そんな事考えてなーーぶひいい!」

焦った様に反論したリクセラが唐突に豚の様な声で鳴き始めた。

「言っただろ…嘘は吐けないようにしたって。」
「ぶひっぶひぃっ。」
「喋って良いぞ。」
「ぅぅ…こんなの…」

赤面しながらもう一度歩き始めるリクセラ。因みにすでにふたなり状態は終わっていた。

「あと少しです…」
「おう。」

特に会話も無いまま二人で歩き続けて十五分程。薄暗い景色に街の光が見えてきた。

「あれか。」
「はい。」
「じゃあお前透明化出来るか?」
「え?は、はい。」
「じゃあ消えといてくれ。」
「はい。」

妙だな。物聞きが良すぎる気がする。まあ…それで悪い事は無いんだが。
何て考えている間に街の門に辿り着く。

「衛兵は、居ないのか。」

木の門を押してみると、意外に簡単に門は開いた。

「…リクセラ。」

街の中に入り、宿屋の場所を聞こうとリクセラを呼ぶ。

「ひぃ…ぃぃぃ♡は……ぁいぃぃぃぃんっ♡♡♡♡」

おかしい。原因は大体解るがおかしい。リクセラには逃げた時に息をする度に股間が疼く様にしている。恐らく其れなのだろうが、逃げようとしたのかこいつ。

「宿屋は何処だ?」
「ふ…ぁぅぅん♡そこの…ぉ♡まがりかどを右にぃぃぃ♡いってにばんめですぅぅ♡」
「そうか。」

俺は聞いたとおりに宿屋の場所に行き、中に入ると、宿屋の主人に頼み込んで二人用の部屋を借りた。ちなみに金はリクセラが持っていた。

「透明化解いて良いぞ。」
「ん……っ♡はぁ…♡なんでぇ…なんでこんな…」

なぜか全裸でぐちゃぐちゃに濡れた股間をリクセラは指でいじくり回しながら譫言の様に言う。

「イキたいのか?」
「ちが……ぅ♡ちがうのぉ♡」
「違うのか。」
「ぁ…」
「どうした?言っておくが俺がイケないようにしてるからいくら頑張っても無駄だぞ。」

リクセラは涙目で俺をみる。何故かこう言うのを見ると苛めたくなるんだよな。

「イキたいなら土下座して、俺に忠誠を誓って、俺をご主人様と呼び、俺の犬になるんなら考えないでもない。」

さて、どうする?

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