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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第2章 夢の続き
・
部屋に入って来るなり嫌味を言うルイスを老師は老眼鏡をずらしジロっと睨んだ
「やることが多すぎて死ぬに死にきれんっ…
もし、下敷きになっても化けて夜な夜な書物をあさるじゃろて‥
正直、夢の中でも書物をあさっとるわ」
「重病だな?
所でまた、なんかあったんだって?」
ルイスは愚痴る老師の隣に腰掛けながら聞き返す
そして老師は例の文書を渡した
「――――っ‥
‥‥‥なるほどね…
これはのんびりもしてられないな‥」
ルイスはそういいながら、手前に置いてあった一冊の古い書物を手にした──
薄茶色い革の表紙をめくり目をゆっくりと游がす‥
「‥‥‥‥‥
まったく解んねぇ…」
「当たり前だっ!
このワシがやっとこさで解読出来たのにお前なんぞに簡単に読まれてたまるか」
「………」
ピリピリしてる老師にルイスはへいへぃ‥そう返事しながら席を立った
そして言う‥
「闇の王相手に役に立つかは解らんが一応、部隊のほうも訓練を強化してるよ‥
じゃあまた、顔を出すから」
「あぁ、今後に備え、出来ることからやるしかあるまい――」
部屋に入って来るなり嫌味を言うルイスを老師は老眼鏡をずらしジロっと睨んだ
「やることが多すぎて死ぬに死にきれんっ…
もし、下敷きになっても化けて夜な夜な書物をあさるじゃろて‥
正直、夢の中でも書物をあさっとるわ」
「重病だな?
所でまた、なんかあったんだって?」
ルイスは愚痴る老師の隣に腰掛けながら聞き返す
そして老師は例の文書を渡した
「――――っ‥
‥‥‥なるほどね…
これはのんびりもしてられないな‥」
ルイスはそういいながら、手前に置いてあった一冊の古い書物を手にした──
薄茶色い革の表紙をめくり目をゆっくりと游がす‥
「‥‥‥‥‥
まったく解んねぇ…」
「当たり前だっ!
このワシがやっとこさで解読出来たのにお前なんぞに簡単に読まれてたまるか」
「………」
ピリピリしてる老師にルイスはへいへぃ‥そう返事しながら席を立った
そして言う‥
「闇の王相手に役に立つかは解らんが一応、部隊のほうも訓練を強化してるよ‥
じゃあまた、顔を出すから」
「あぁ、今後に備え、出来ることからやるしかあるまい――」