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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第7章 伝承の地


“何もかもが手探り状態だ。やれることからやるしかない…”





「…やれることから‥か…」



話を済ませ、帰って行ったルイスの言葉をアルは思い出しながら呟いた。


‥もし、村が見つかって、万が一、子供達に何かあったらどうしよう?―――


村の皆は何かに呪われたようにこの世を去って逝った‥

『村を出るのだ‥

このままではお前達まで…』

長にそう言われ村を出て来たのに……
また、まい戻ったら呪われるんじゃ?

アルは不安を感じていた。

『宝剣を持って村を出るのだ‥
必ずやお前達を守り導いてくれるだろう‥‥』


アルは壁にかけた宝剣を手にしていた。

‥気休めかも知れないけど

アルはそう思いながら宝剣をギュッと握りしめる


‥取りあえず王族会議を開いてそれから探索するって隊長サンも言ってたよね‥‥

足を…早く治さなきゃ…っ…


入り口があるのなら誰よりも真っ先に自分が見つけなければ――
みんなを守る為に自分が‥

アルはそんな気持ちにかられてしょうがなかった。


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