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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第7章 伝承の地


探険だ。と楽しそうに騒いでいた子供達をアルは気にしていた


「あぁ、大丈夫だ心配するな。
取りあえず城の外回りから調べてみる‥
お前も足が治ったら探索に加わって貰うからこれからはジュリア達にも仕事を休ませるように言っておくよ」


「わかった‥
役に立てるかわからないけど、やれるだけ頑張るから。
ところで、子供達にはあの話しを?」

アルは伝説話の為に国中が動き回っている話しをティム達にもしたのかと聞いた

「いや、まだ言ってない‥探険ごっこだと思ってた方が楽しく過ごせるだろ?」

「うん‥」

二階の部屋から楽しそうに笑う子供達とロイドの声を聞きながらアルは頷いた。

「もし、上手くその入り口とやらが見つかれば、お前達の村にすぐ辿りつけるかもしれない‥
正直、古き地図にもお前達の村は標されていなかった。“神に認められた者達”だけが通る道‥
そして、なにがなんでも
伝承の地に行き“神の従者”を見つける必要がある。」

まっすぐに自分を見つめるルイスにアルは言う。

「でも‥もし村に行けたとしても村にはもう誰もッ…」

「それはわかってる。
だから、情報を集める為に長の家にある本を手に入れるんだよ‥」

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