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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第8章 神の道しるべ
・
『母の薬を買うために父が借金を‥』
‥モニカはたしかそう言ってた‥てことは母親の病気が治ってないからまた、借金をしなきゃいけなくなるんじゃ──
「ねぇモニカ‥」
家の外まで見送ってくれるモニカにアルは語りかける
「お母さんはなんで病気に?」
「―――!‥ぁ、」
モニカはアルの問いかけに少し口を開きうつ向く
「ごめん…話にくいことだった?
力になれればって思ったから‥」
「ぅうん大丈夫‥//」
ディーア‥あなたってどうしてそんなに優しいの?!
モニカはアルの優しい心使いに胸を疼かせながら語り始めた
「母さん‥前はすごく元気だったの‥。それが、2年前に弟が亡くなって‥
たった一人の男の子で可愛いがってたから‥‥‥
それから急に体調が‥。
お医者に行っても原因がわからなくて‥胸が苦しくて呼吸困難になるみたい‥‥‥」
「‥呼吸困難‥か‥どんな薬飲んでるの?」
「お医者様は咳止めをくれるわ。でも、根本を絶てないから結局効き目が‥‥」
‥咳止めか‥‥
アルはその場で一呼吸おいて言う
「わかった‥うちに優秀な博士がいるから聞いてみるよ」
『母の薬を買うために父が借金を‥』
‥モニカはたしかそう言ってた‥てことは母親の病気が治ってないからまた、借金をしなきゃいけなくなるんじゃ──
「ねぇモニカ‥」
家の外まで見送ってくれるモニカにアルは語りかける
「お母さんはなんで病気に?」
「―――!‥ぁ、」
モニカはアルの問いかけに少し口を開きうつ向く
「ごめん…話にくいことだった?
力になれればって思ったから‥」
「ぅうん大丈夫‥//」
ディーア‥あなたってどうしてそんなに優しいの?!
モニカはアルの優しい心使いに胸を疼かせながら語り始めた
「母さん‥前はすごく元気だったの‥。それが、2年前に弟が亡くなって‥
たった一人の男の子で可愛いがってたから‥‥‥
それから急に体調が‥。
お医者に行っても原因がわからなくて‥胸が苦しくて呼吸困難になるみたい‥‥‥」
「‥呼吸困難‥か‥どんな薬飲んでるの?」
「お医者様は咳止めをくれるわ。でも、根本を絶てないから結局効き目が‥‥」
‥咳止めか‥‥
アルはその場で一呼吸おいて言う
「わかった‥うちに優秀な博士がいるから聞いてみるよ」