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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第10章 すべての鍵
「下に石橋がある‥」
アルは足元をピチャピチャと踏みつけて見せる。アルの言葉にルイスはランプで水面ギリギリを照らし目を凝らした‥
「確かにあるな‥
どういうことだ?」
「行ってみる?」
「あぁ‥当たり前だ。
丁寧に石橋まで用意されちゃあな
アル、俺が先に行く‥」
ルイスはそう言ってアルの前に立ち、先に進む。
遺跡の前に来るとルイス達はその周りを調べた
「ずっと湖の中にあったのかな?」
「いや‥それにしちゃ藻が全然生えてない、それに濡れてもいないしな‥」
二人は石の鳥居を調べその先ににある石の祭壇ような物に目がついた。
そこに近寄ってルイスは気づく。
「アル!!
この紋章はお前達の――」
「―――?!
ほんとだ‥
村の紋章だよ!!‥それに、そこにある台座、それも村にあった物と同じ―――」
二人は顔を合わせもう一度台座を見つめる!
「すごいな‥
トントン拍子過ぎて怖くなって来たぞ‥」
ルイスは身震いしながら体を摩る‥そして台座を眺め、ん?
‥と立ち止まる
「なに?
何かあった?」