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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第9章 石板のありか
・
「アル…」
「…!」
ルイスの呼びかけにアルはビクつく
「ご、ごめん‥やっぱダメだったみた…」
「そのままでいろッッ!」
詫びながら、天に掲げた剣を降ろしかけるアルをルイスはとっさに止めた。
「剣を見てみろ‥」
「え?」
ルイスに支えられた腕を見上げ剣先に目をやると‥
月から無数に伸びた放射上の光が宝剣に集まり吸い込まれていく…
その光は徐々に消えそしてまた、辺りは静寂の闇に包まれていた
天空ばかりを見つめていた二人はあることに気づく‥
湖の中心にぽっかりと浮かぶ何か――――
何だか入り口のようにも見える。遠目で見た感じは遺跡の石門のような鳥居…その様にも見える。
「な、に‥何あれ?」
「わからん‥」
ルイスとアルは湖の縁に走り寄る。そして、目を細めそれを眺めた
「―――アルッッ!?何す‥」
―――なにっ!!
目の前の石門を見つめたまま突然、湖にチャポ‥と入ったアルをルイスは慌てて止めた。
そして目を見張る
「隊長サン‥‥
たぶん、このまま向こうに渡れそう‥」
「‥‥っ」
アルの身体は沈まずに水面に立ったままだった
「アル…」
「…!」
ルイスの呼びかけにアルはビクつく
「ご、ごめん‥やっぱダメだったみた…」
「そのままでいろッッ!」
詫びながら、天に掲げた剣を降ろしかけるアルをルイスはとっさに止めた。
「剣を見てみろ‥」
「え?」
ルイスに支えられた腕を見上げ剣先に目をやると‥
月から無数に伸びた放射上の光が宝剣に集まり吸い込まれていく…
その光は徐々に消えそしてまた、辺りは静寂の闇に包まれていた
天空ばかりを見つめていた二人はあることに気づく‥
湖の中心にぽっかりと浮かぶ何か――――
何だか入り口のようにも見える。遠目で見た感じは遺跡の石門のような鳥居…その様にも見える。
「な、に‥何あれ?」
「わからん‥」
ルイスとアルは湖の縁に走り寄る。そして、目を細めそれを眺めた
「―――アルッッ!?何す‥」
―――なにっ!!
目の前の石門を見つめたまま突然、湖にチャポ‥と入ったアルをルイスは慌てて止めた。
そして目を見張る
「隊長サン‥‥
たぶん、このまま向こうに渡れそう‥」
「‥‥っ」
アルの身体は沈まずに水面に立ったままだった