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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第10章 すべての鍵
・
ルイスは忘れていた‥
闘技会の時にティムが言った言葉‥
『あの剣はアルにしか扱えない‥手に持つこともできないよ。』
そのことを忘れていたのだ
「なんだお前、今は非常時だぞ‥いいから早く貸せよ!」
詰め寄るルイスにアルは仕方無しに剣を台座の上に置いた。そしてルイスは剣を手に‥
「…ん!?……」
取ることができなかった
台座の上からビクともせず動かすことの出来ない剣に驚きそして思い出す‥
『剣が主を選ぶんだ‥』
そう、ティムが言ったあの言葉を……
「なるほど‥
“主を選ぶ”‥か。
これじゃあ俺にその剣を研ぐのは無理だな……
アル‥お前が剣を持て‥」
アルはルイスの指示通り剣を持ち鍵穴に差し込む
「ヒュー♪さすがだな。」
すーっとゼリーにナイフを入れるように沈められる剣先に、ルイスは口笛を吹き賞賛していた
「ん‥あれ?待ってもう少し行きそうなんだけど‥‥‥」
剣が10センチ沈められた位置でアルの手が急に止まる
台座はまだ、開くような雰囲気ではない。
「まだ、奥に届いてないんじゃないのか?鍵が開いた様子はないぞ?」
ルイスは忘れていた‥
闘技会の時にティムが言った言葉‥
『あの剣はアルにしか扱えない‥手に持つこともできないよ。』
そのことを忘れていたのだ
「なんだお前、今は非常時だぞ‥いいから早く貸せよ!」
詰め寄るルイスにアルは仕方無しに剣を台座の上に置いた。そしてルイスは剣を手に‥
「…ん!?……」
取ることができなかった
台座の上からビクともせず動かすことの出来ない剣に驚きそして思い出す‥
『剣が主を選ぶんだ‥』
そう、ティムが言ったあの言葉を……
「なるほど‥
“主を選ぶ”‥か。
これじゃあ俺にその剣を研ぐのは無理だな……
アル‥お前が剣を持て‥」
アルはルイスの指示通り剣を持ち鍵穴に差し込む
「ヒュー♪さすがだな。」
すーっとゼリーにナイフを入れるように沈められる剣先に、ルイスは口笛を吹き賞賛していた
「ん‥あれ?待ってもう少し行きそうなんだけど‥‥‥」
剣が10センチ沈められた位置でアルの手が急に止まる
台座はまだ、開くような雰囲気ではない。
「まだ、奥に届いてないんじゃないのか?鍵が開いた様子はないぞ?」