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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第2章 夢の続き


「‥今、行く」


呼びに来たのはロイドだった‥

なんとなく気まずくてアルはロイドが先に下に降りて行く足音を確認してから部屋を出る‥


―カチャ!‥

「…っ…!?

あれッッ降りてなかったの?!」


ドアを開けたすぐ側でロイドは降りたような足音をコツコツと床で打ち鳴らしていた

「──…

なんとなく、俺を避けてるんじゃないかと思って確かめたんだ‥」


「‥‥っ‥

べつに‥避けてなんか‥」

「でも、なんか怒ってるだろ?」



「‥‥怒ってないよ」


「‥‥‥そんな顔していうか?」


アルはジトっとした顔でロイドに言っていた


「‥‥謝るから‥。

何がいけなかった?

‥‥キスしたからか?」



「‥‥‥‥‥‥」


「‥‥‥アル?」


相変わらずジトっと自分を見るアルにロイドは再度聞き返す。


「だって‥‥‥さ、


ロイド、あたしには誘ってくれるな。とか言って‥‥自分からは‥ゴニョ‥//‥」

「──…っ…///


しょうがないだろ‥

俺はアルが‥っ‥‥」


「……!?っあ‥//」


うつ向きながらゴニョゴニョ言うアルの腕を引き寄せるとロイドはアルを抱きしめるッ―――


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