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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第2章 夢の続き
・
「なんでついて来るの!?」
「‥‥ぇ
だって‥
今日はザドルが夜勤の日‥」
「‥‥‥っ‥//‥」
「‥あのっ‥」
後ろからついて来ていたロイドに怒鳴るように言ったアルは気まずさからか、そのまま自分の部屋に行ってしまった‥
そして二人の様子を見ていた子供達は玄関に立ちすくむロイドに声をかける。
「‥‥‥なんだ
兄ちゃんまたケンカか?」
「いゃ、ケンカって訳じゃ」
‥なんでそんなに怒るんだよ!?
‥‥‥キスしたからか!?
ロイドはアルの怒った理由がわからなかった‥‥‥
‥はぁ。
でも、馬に乗せられたことも全然気づかなかった‥
寝るつもりなんてホントになかったのになんでだろ?
‥力?‥‥忠誠?‥
やっぱり確かに聞こえたあの声――――
でも、この間みたいにはっきりとは聞き取れなくて‥
アルは机にかじりつき頭を抱えて考える‥
その間、壁にかけた宝剣の石飾りが赤く光り輝いていることには、まったく気づくことがなかった――
―コンコン!
「アル?‥
食事の準備が出来てるぞ」
「なんでついて来るの!?」
「‥‥ぇ
だって‥
今日はザドルが夜勤の日‥」
「‥‥‥っ‥//‥」
「‥あのっ‥」
後ろからついて来ていたロイドに怒鳴るように言ったアルは気まずさからか、そのまま自分の部屋に行ってしまった‥
そして二人の様子を見ていた子供達は玄関に立ちすくむロイドに声をかける。
「‥‥‥なんだ
兄ちゃんまたケンカか?」
「いゃ、ケンカって訳じゃ」
‥なんでそんなに怒るんだよ!?
‥‥‥キスしたからか!?
ロイドはアルの怒った理由がわからなかった‥‥‥
‥はぁ。
でも、馬に乗せられたことも全然気づかなかった‥
寝るつもりなんてホントになかったのになんでだろ?
‥力?‥‥忠誠?‥
やっぱり確かに聞こえたあの声――――
でも、この間みたいにはっきりとは聞き取れなくて‥
アルは机にかじりつき頭を抱えて考える‥
その間、壁にかけた宝剣の石飾りが赤く光り輝いていることには、まったく気づくことがなかった――
―コンコン!
「アル?‥
食事の準備が出来てるぞ」