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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第13章 扉への導き
・
「痛ってっ…
なんじゃこりゃ!?」
刺さった何かの痛みに驚愕した声は紛れもなく野獣レオの口から発せられたものだった‥
「ぇ‥レ、レオ?」
叫びながら回りを警戒するレオに驚いたアルは少しずつ先程の余韻が醒めていく
「ちくしょー!!いったい何処のどいつだ!?出て来やがれ!!」
レオは鋭い剣幕でキレながら己れの硬いケツに深々と刺さった一本の矢を手探りで引っこ抜いた
そして手にしたその矢を見るなりハッとする
―――!‥
こ、この矢は‥‥
まさか・・・
手作りの太い矢を眺め柄の部分に彫られた文様を目にする‥
そこに施された印は紛れもない己れの一族の証。
獅子が風を纏い雷鳴を操る絵柄、疾風迅雷の印だった。
そして太い矢をコントロールする為についている羽根は、あるお方しか手に入れることの出来ない幻の雷鳥の羽根‥
「まさか無双老師!?」
「その‥
まさかの儂じゃ‥っ
この馬鹿たれが!!
なんっの為にお前さんに技を叩き込んだと思っとる!?」
レオの問いかけに大木の枝葉の影から声が轟いていた
「痛ってっ…
なんじゃこりゃ!?」
刺さった何かの痛みに驚愕した声は紛れもなく野獣レオの口から発せられたものだった‥
「ぇ‥レ、レオ?」
叫びながら回りを警戒するレオに驚いたアルは少しずつ先程の余韻が醒めていく
「ちくしょー!!いったい何処のどいつだ!?出て来やがれ!!」
レオは鋭い剣幕でキレながら己れの硬いケツに深々と刺さった一本の矢を手探りで引っこ抜いた
そして手にしたその矢を見るなりハッとする
―――!‥
こ、この矢は‥‥
まさか・・・
手作りの太い矢を眺め柄の部分に彫られた文様を目にする‥
そこに施された印は紛れもない己れの一族の証。
獅子が風を纏い雷鳴を操る絵柄、疾風迅雷の印だった。
そして太い矢をコントロールする為についている羽根は、あるお方しか手に入れることの出来ない幻の雷鳥の羽根‥
「まさか無双老師!?」
「その‥
まさかの儂じゃ‥っ
この馬鹿たれが!!
なんっの為にお前さんに技を叩き込んだと思っとる!?」
レオの問いかけに大木の枝葉の影から声が轟いていた