この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第16章 守護神の書・後編


「アルは恐らくご自分の美しさに気付いていない…」

「…え?」


「…何なら…

私が教えて差し上げましょうか…」


艶めく声に吐息が混ざる…

アルを見つめるアレンの瞳が妖しく揺らいだ…


でた・・・


でたっ・・・


アルの瞳がギョッと見開く!!


切長の澄んだ瞳から艶香が滲む…

薄い口角に笑みを浮かべるアレンにアルは危険を覚えた―――


「良かったら今夜辺りどうです……」

「……なっ!?」


柔らかな物腰なのに異常に危険を感じる!



少しずつ身を乗り出し近づくアレンから、無理に躰を反らしたアルはそのまま椅子に倒れてしまった…

「ふ…
いくら何でも、ここではマズイでしょう?」


クスクスと笑いながらアレンは倒れたアルを起こし上げる。

もしかして…
またからかわれた?…


妖しさの消えた穏やかな笑みを向けられ、アルは白い目でアレンを密かに睨む…


アレンてやっぱり…

隊長さんの右腕だ………




アルはまた頬を膨らませていた…。

/683ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ