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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第17章 集結!
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「…でも、俺は兄じゃに直接言われてるからな…
頼み事したのは兄じゃだ…
人にものを頼んだら、それだけリスクが伴うに決まってるだろ?」
「そっ…んな…」
「ぷっ…
て〜のも冗談だよ!
尊敬する兄じゃの頼みはお前に寄り付く男からお前を守れって事だ…
だから近寄るなってのは無理。…でもないけどな…」
…どっちなのよ!?
ふざけながら曖昧な言い回しをするカインの言葉にアルはホッとしたりハラハラしたり忙しい。
アルは自分で遊ぶカインを恨めしそうに睨んだ…
「そんな顔をするなって…
とりあえずは遠からずの距離で護衛するさ…」
そんなこと言っても油断ならないと、アルは睨みを緩めない。カインはそんなアルにふうっと肩をすくめて見せた。
「じゃあな…俺に近寄って欲しくなかったら男を寄せ付けないことだぜ」
「え…?」
ニヤリと笑みを向けるとカインはあっさりと身を引いていく…
アルは呆気に取られた顔でカインの背中を見送っていた………
「…でも、俺は兄じゃに直接言われてるからな…
頼み事したのは兄じゃだ…
人にものを頼んだら、それだけリスクが伴うに決まってるだろ?」
「そっ…んな…」
「ぷっ…
て〜のも冗談だよ!
尊敬する兄じゃの頼みはお前に寄り付く男からお前を守れって事だ…
だから近寄るなってのは無理。…でもないけどな…」
…どっちなのよ!?
ふざけながら曖昧な言い回しをするカインの言葉にアルはホッとしたりハラハラしたり忙しい。
アルは自分で遊ぶカインを恨めしそうに睨んだ…
「そんな顔をするなって…
とりあえずは遠からずの距離で護衛するさ…」
そんなこと言っても油断ならないと、アルは睨みを緩めない。カインはそんなアルにふうっと肩をすくめて見せた。
「じゃあな…俺に近寄って欲しくなかったら男を寄せ付けないことだぜ」
「え…?」
ニヤリと笑みを向けるとカインはあっさりと身を引いていく…
アルは呆気に取られた顔でカインの背中を見送っていた………