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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第4章 光りの導き



――赤の輝き

―――青の輝き

――――緑の輝き


その輝きがひとつに成りし時──

真の目覚めが待っています──


従者よ‥

集めなさい…


《愛》《力》《優》の輝き



強き心に決して
欠いてはならない輝きを‥














―ピーチチッ

‥‥‥‥ン‥


‥‥‥‥‥‥ん‥‥



‥‥‥‥‥?‥



‥‥ぁ‥さ?




小鳥のさえずりが微かに耳に届きアルは珍しく自然と目が覚める。


‥なんだろ‥


また、夢を見たんだけど覚えてない‥



アルはベッドの上で額に手をあて思い出そうとしていた‥

‥だめ

全然、覚えてないや‥


なんでもない夢だったのかな‥覚えてないってことは


アルは自分の手を眺める‥


なんとなく感触が‥



そう‥レオに優しく手を握られ指先にキスをされた感触が残っていた‥


でもアルにはその感触がなんの感触かはっきりわからない‥
全てが夢の中での出来事だから‥


アルはおもむろにベッドから起き上がりそして目を見張る──


「‥うそ…っ…

もしかしてレオが来たの!?」

アルの視線は机の上の赤い花束に釘付けだった


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