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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第5章 想い人
・
「アル‥―――」
ロイドはアルに向かって手を伸ばす
真っ直ぐに見つめながらロイドは懇願の眼差しをアルに向けていた
「言ったろ‥‥
二人で一緒にって…」
「‥‥それは…//」
ロイドに見つめられ、アルは一瞬考えた‥
「ねぇ、ロイドも一緒じゃダメ?」
「紳士狩りに行くのに男連れてどうすんのよバカね」
「‥‥」
ダメもとで相談してみたアルだったが予想通り、即却下された
「でも、姉様?狩りは後からにしたほうが‥
皆さんオークションに夢中で舞台の中心に集まってて狩れそうもありませんわ」
確かに会場は舞台に人だかりができており、暇を持て余しているのは軟派目的の二流以下しか見当たらない‥
「しょうがないわね
じゃあアル、後で迎えにくるからロイドと遊んでやんなさいな」
「ぇ
じゃあみんなで遊っ‥」
立ち去るジェシカ達を引き止めようとしたアルの手をロイドは強引に引き戻す
「二人で‥っだろ?」
「‥‥‥//」
なんか違う気が‥
揺らぐ瞳に見据えられアルはさりげなく目を反らした‥
ロイドの眼差しに熱がこもる
綺麗に着飾ったアルが眩しくてしょうがない――
「アル‥―――」
ロイドはアルに向かって手を伸ばす
真っ直ぐに見つめながらロイドは懇願の眼差しをアルに向けていた
「言ったろ‥‥
二人で一緒にって…」
「‥‥それは…//」
ロイドに見つめられ、アルは一瞬考えた‥
「ねぇ、ロイドも一緒じゃダメ?」
「紳士狩りに行くのに男連れてどうすんのよバカね」
「‥‥」
ダメもとで相談してみたアルだったが予想通り、即却下された
「でも、姉様?狩りは後からにしたほうが‥
皆さんオークションに夢中で舞台の中心に集まってて狩れそうもありませんわ」
確かに会場は舞台に人だかりができており、暇を持て余しているのは軟派目的の二流以下しか見当たらない‥
「しょうがないわね
じゃあアル、後で迎えにくるからロイドと遊んでやんなさいな」
「ぇ
じゃあみんなで遊っ‥」
立ち去るジェシカ達を引き止めようとしたアルの手をロイドは強引に引き戻す
「二人で‥っだろ?」
「‥‥‥//」
なんか違う気が‥
揺らぐ瞳に見据えられアルはさりげなく目を反らした‥
ロイドの眼差しに熱がこもる
綺麗に着飾ったアルが眩しくてしょうがない――