この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
贄姫
第3章 参


瓊乱はコップの水を
上から椿の口元にばたばたと垂らした。


「ちょ…何すんのよ!」


「威勢だけはいいよな、お前は」


どこまで威勢よくいられる?
そういうと、口に含んだ水を
椿の口に流し込んだ。
やわらかい唇が強引に触れ、舌でこじ開けられたかと思うと、
瓊乱の体温で少しだけ温かくなった水が椿の口内を満たした。


今日は、散々な日だ。


周にもこうしてもらった。
そしてそれは心地よかった。
朦朧とする意識の中で、周は意地悪なくせにいつも優しい。


そして、今度はこの鬼にまで。
瓊乱はわざと楽しんでいるのか
水を移し終えて椿が呑み込んだ後も舌を絡めてきた。


そして、それを拒むすべを
椿は知らない。
/145ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ