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贄姫
第3章 参
「あ、瓊乱……やめ……」
「断る」
お前は俺のものだ。
そう言って、田上に憑いていた妖に吸われた所を
上から舌先でくすぐるように舐めた。
「あ、ちょ……やだぁ…」
「消毒しないとだからな」
ぺろぺろと
まるでキャンディーを舐めるように
瓊乱は意地悪な顔をして椿の頂きを舐める。
椿の身体は耐え切れず力が抜けていく。
それを確認してから
たまは長椅子に椿を押し倒して
足を拡げて秘部をあらわにさせた。
「ご、ごめんって…あの、精気あたしがあげなかったからだよね…。
あげるから、無理矢理しないで…」
懇願する椿の姿に瓊乱は強烈に、むかついた。
彼女に八つ当たりするかのように
強く足を押さえつける。
「やだ、本当にやめて……瓊乱っ!」
椿の悲鳴は飲み込まれた。
瓊乱の舌先が椿の秘部に入り込む。
優しく大きく包んだかと思うと
ひだを割って舌先をさらに奥に入れようとつんつんと突いた。
のぼせではなく頭がぼんやりする。
ツンと突かれると、腰がそのたびにピクンと動いた。
「なんだよ、昨日の今日でずいぶん厭らしいな」
瓊乱が椿の蜜を親指で掬い取り
そのすぐ上の可愛く膨れ始めた突起にこすり付けた。
「ああっ、いやぁ!」
そこをこりこりとされると、
椿の腰はその責め苦から逃げようと
今まで以上に卑猥に動く。
しかし、動きは鈍く
椿の頭がまたもや半分ぼうっとした。
それを抱きかかえて
さらにたまは刺激を与えては、
あふれ出る蜜を舌先で弄んだ。
散々弄び、椿は紅潮し、刺青が浮かび上がる。
身体中に施されたその姿は
妖にとっては素晴らしく官能的に見える代物だった。
「イっ……!」
「だめだ、逝かせない」