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贄姫
第2章 弍


瓊乱の手が意地悪く椿の太ももを撫でつけた。
そのぞくぞくとする感触に、椿は頭が真っ白になる。


「やだ、やめてってば!」


そのこそばゆさと恥ずかしさに
思わずさらに身悶えて
瓊乱の指先が太ももの付け根に触れた瞬間
椿はとっさに動くのをやめた。


「もっと嫌がれよ…。さっきみたいに。ほら」


ハスキーな声は妖艶で唇を触れさせて耳に響かせる。
動いたら、女子として1番大切な所に触れられてしまう。
その恐怖感から椿は動かずに
ぐっと身体中に力を入れた。


「嫌じゃないってか? じゃあ、思う存分、楽しませてもらうぞ」


そう言うと恐ろしい力で両脚を広げられた。


「ちょ、やだ! やめて!」


「すぐ気持ちよくなるさ。お前は契約通り、俺のものだからな」


「やめなさい! この、屑!」


叫ぼうとすれば口を塞がれ
甘美な口づけに身体中が火照った。
瓊乱の手は椿の内ももを探るように行ったり来たり撫でつけ
弾力を確かめるように指を食い込ませるほど強く握ったりした。


その絶妙な舌使いと
くすぐったくも気持ちがいい触り方に
椿は身体が言うことを聞かなくなる感覚を覚えた。
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