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第3章 参

『しまった、気を失ってはわたくしは実体化できません…！』


千代菊の嘆きの声が、むなしく掻き消えた。
邪魔者がいなくなると、田上は雫の体を机の上に放り投げた。
口の端からは、よだれが垂れている。


「おお。贄姫……待ち焦がれたぞ…」


田上はガムテープを取り出すと
椿の手首をぐるぐると巻きつけた。


制服のスカートに手を乱暴に突っ込み
履いていたショーツを脱がせると
椿の半開きになっていた口に詰め込み
ガムテープで固定した。


さらに、両足をくの字に曲げると
太ももとふくらはぎを合わせて
ガムテープをきつめに巻きつける。
椿の白い肌に、いい具合にテープが食い込む。


両足を完全に固定されると、
田上は待っていたかのようにその足を左右に大きく広げた。


制服のシャツのボタンを、
プチプチと一つずつ、楽しそうに外していく。
ブラジャーがあらわになり、
田上はその上から、椿の胸をゆっくりと揉み始めた。